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アメリカの片田舎から思いつくままに…

映画「ミステリと言う勿れ」が見た~い

最近映画が公開されたようで、「ミステリと言う勿れ」に関するブログをよく目にするようになりました。

 

うれしい~!!

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原作者である田村由美さんの漫画が大好きで90年代からずっと読んできました。

特に「BASARA」と「7Seeds」が大好きで、キンドルで全巻購入して定期的に読み返すくらい好きです。

 

csbs.shogakukan.co.jp

 

flowers.shogakukan.co.jp

 

BASARAと7Seedsは世界が大きいので日本でのドラマ化は予算的にも難しいだろうなと思ってたので、NetflixとかAmazonとかHBOとかがアメリカの舞台に変えてもいいからドラマ化してくれたらいいのになあ、といつも思ってました。それくらい面白いキャラクターと物語展開だと思っていました。

 

なのでついに「ミステリと言う勿れ」でドラマ化。

しかも結構人気のよう。

本当にうれしい~!!!

私も見に行きたい~!!!!!!

 

好きなところはいろいろあるのですが、一つ共通しているのかなと思うのが彼女が描く人物はみなすごく考えていて、またその考えを人に伝えることの大切さが物語の大事な軸になっていると思うんですよね。

そしてその考えが成長の過程で変わっていく、その様子が丁寧に描かれている。

 

そう、考え続けるということは、新しい考え方、見解や情報を取り入れながら常に考えを新にしていくということだと思うんですよね。

 

今ある情報から判断して、Aだと考える。でも新しいBという情報得たら、その考えをAダッシュにしたりBにしたりCに変えていく。

 

「ミステリと言う勿れ」の主人公、久能整君の口癖は、「僕は常々OOOだと思うのですが」なのですが、違った考え方をする人に出会い、「でもXXXだと思う人もいるのよ」と指摘されると素直に考えを改めていくんですよね。どんどんアップデートされていく。

 

だから田村由美さんの描くキャラクター達はみんなすごいスピードで成長してくんですよね。

 

本当これが対話をするということなんだな。

 

対話は本当に難しい。

対談なんか読んでもたいていの場合は、同じ方向を向いた人同士のことが多くて、私もそう思ってました~、なんて話ばかり。

また違う意見を持つ人との対話は一層難しい。

対立している人同士なら、対立したまま決裂したり。

本当に人の考え方が変わってくって実はそんなに簡単なことじゃない。

 

だから私は彼女の漫画を定期的に読み返したくなるんだよな~。

 

そのうちNetflixあたりで映画やってくれないかしら。。。