今日も空が広い

アメリカの片田舎から思いつくままに…

はてなブログを読むのがとても楽しい

私は結構長い間ブログを放置していたのですが(ほかでも全く書かず)、WBCに興奮して何か書きたくなり、それが呼び水??となっていくつか書くようになりました。

 

書くの楽しい。

 

でももっと楽しいのは、はてなブログを読むこと。

 

しばらくブログから離れていたので読むほうもあまり読んでなかったのですが、再開したことでいろいろ紹介されているブログを読んでは片っ端から読者登録をしています。

 

特にこちらで紹介されているブログとか全員読者登録させてもらいました。

 

blog.hatenablog.com

 

blog.hatenablog.com

 

本当にいろいろな人がいますね。大学生だったり、看護師さんだったり、リタイアされた方だったり。いろいろな経験を持った、その人の思ったこと、考えたこと、その人そのものの断片を見させてもらってる、そんな気分になります。

 

(またみなさん文章本当に上手ですね。紹介されるくらいだから、そりゃそうだ、なのかもしれないですが。)

 

同じメデアでも、テレビは不特定多数の大勢を相手にたくさんの人が一緒にみんなで見ている感覚が共有されていて、でもラジオはずっとプライベートでリスナーは自分に語り掛けられているように感じながら聞いている、というようなことを読んだことがあります。またその感覚私もよくわかります。

その一例としてテレビで有名な人がラジオ番組に出演した際「お茶の間の皆さん、聞いてますか」といっていつも聞いているリスナーが白けて非難轟々だったという話だったような。ラジオでは、今聞いているあなたへお届けしてます、と言うべきらしいんです。(まあそれに今はお茶の間なんて言わないですかね。)

なんかTwitterFacebookはテレビで、ブログはラジオみたいだなあ、なんて思います。うまく言えないけど。

 

これからもどんどんブログ読んでいきたいです。

面白いブログありがとう~

大切な人が苦しんでいるとき

実は最近夫が健康診断で心配事があり…

もしかしたら手術をしなくてはいけないかもしれないと、すごく悩んでいます。

とても落ち込んでいる。

 

 

正直、私はどちらかというと結構ポジティブ人間です。

アメリカも長く、基本(表面上?)ポジティブ人間に囲まれているうちに、妹も驚くくらいポジティブな人間になってしまいました。

そしてついにアメリカ人の夫を通り越して我が家では最強ポジティブになっています。(これこそ過剰適応。)

 

なのでつい、きっと大丈夫だよ、とか、命に係わるわけじゃないし手術してとってしまおう、とか言ってしまいます。そうすると、はああ、わかってない、となって余計傷つけてしまっているようです。

難しい。

 

そのため、最近は下記のことを試しています。

 

  • 病気について調べてためになると思う情報を共有する

本人もいろいろインターネットで調べていますが、いろいろ情報がありすぎて逆にすごく疲弊するようです。特に悪い情報を見てしまうと。なので私も調べて精査してためになりそうな情報だけ共有していろいろ話し合うようにしています。

  • どうサポートしてほしいか聞く  何度も聞く

元気づけたいとと思って言ったことも本人が求めていなければ逆効果。今どんなサポートが必要か聞くようにしています。夫は言葉にするのが上手な人なのもあって、はっきり言ってくれるようになりました。また時間の経過とともに当然感情も変わってくるので、今どう思ってるの、と確認するようにしています。

  • 彼の心配事と私の心配事を切り離す

当然私も心配ですが、あくまでも彼の心配に寄り添うことを心がけています。また彼以上に心配または悩みすぎないようにしています。心配事乗っ取っちゃいけない。

 

とにかく共感力を高めてよく観察する、でも同じように悩みすぎない、を心がけています。

 

とか、いろいろ考えているからか、ついつい、こちらのドラマが目について見始めてしまいました。

 

www.youtube.com

 

 

Shrinking

シュリンキングー悩めるセラピスト

主人公ジミーは1年前奥さんをなくしてから悲しみのあまり高校生の娘と向き合うことも難しいくらい壊れてしまったセラピスト。でも彼の患者や周りの同僚、友達や娘との交流で少しずつ回復していくコメディードラマシリーズ。

 

その中で出てきたこちらのセリフが刺さりました。

第3話くらいで出てくるのですが、そこでは1年間放置していたジミーの親友(めちゃめちゃポジティブ)が出てきて、なぜ自分を1年も拒否し続けたのか責めます。彼は何度もジミーを助けようとして連絡したのに。

 

そこでジミーはこう言います。

You didn't let me fall. Every time I'm going down, you will try to pull me up. 

I had to hit rock bottom.

俺は落ちるしかなかったんだ。でもお前は落ちている俺をいつも引き上げようとする。俺はどん底まで落ちないといけなかったんだ。

 

そう、どん底まで落ちてこそ、そこから登り上がってくるエネルギーが沸いてくることもある。

 

そしてさらに続けるジミー。

How can I be around someone who always says "everything goes my way!"

「なんでも自分の思い通り」が口癖の人が隣にいるのがどんなつらいかわからないのか。

そこでようやく彼の気持ちを理解し受け止める親友。

納得して、申し訳無さそうに照れ笑いしながらささやく親友のセリフ。

I never said it goes your way.

「君の思い通りにいく」とは一度も言ってないよ。

そして笑い合う二人。

 

そう、時にはとことん落ち込むことも必要なこともあるんですよね。

 

 

ただ、ただただ、あまりに落ちこんでいると自殺しちゃったりすることもあるので、とにかく観察を怠らず、話し合って、必要に応じて専門家の手を借りながら、様子を見ていことが大事かなあ、と思っています。

 

続きを読む

To wear a cat on your head

こちら日本語のことわざですが、なんのことわざかわかりますか?

 

to wear a cat on your head

 

よーく見ると日本語でも書いてあるのですが、

 

「猫をかぶる」

 

世界のことわざをかわいらしいイラストで紹介する本「The Illustrated Book of Sayings: Curious Expressions from Around the World」を、ベッドのわきに置いて、寝る前に2つ3つ読んでおります。

 

https://www.amazon.co.jp/-/en/Ella-Frances-Sanders-ebook/dp/B01A4B2JH6/ref=sr_1_1?crid=2ABHCXW2FQDY5&keywords=illustrated+book+of&qid=1680363185&sprefix=illustrated+book+of+%2Caps%2C133&sr=8-1

 

本当に世界には面白いことわざたくさんありますね!

日本語のことわざもいくつか含まれています。

日本語を知っていれば特別面白いと思わなくても、よくよく考えると「なぜ猫?なぜかぶる??」ですよね。

英語の説明文には、英語のことわざで「wolf in sheep's clothing (羊の毛をかぶった狼)」が近いものとして紹介されています。(まあ個人的には狼のほうが猫よりずっと悪意を感じるので、まったく同じではないかなあ、と思いますが。)

また日本では猫は幸運を招くシンボルとして様々なことわざがあることが紹介されています。例えば…

 

a cat blowing tea

    ??お茶を冷ます猫?? 猫舌のこと??

a cat playing a walnut

    ??クルミと遊ぶ猫??ってか、くるみ?あまり日本人になじみないような。

an umbrella to a cat

    猫に傘。これは知らなかったですが、ことわざであるようです。驚くこと、嫌がることの比喩なようです。

cats and rice paddles

    ちょっと考えてしまいましたが、おそらく、猫も杓子も。これは知ってます!!!(笑)

 

 

今度ミーティングでつかってみようかしら。

「I'm just wearing a cat on my head. 」 ニヤ

 

みんなの???とした顔が想像できます。

コストコおすすめお菓子

先日初めて買ったこちら。

アメリカのお菓子にしては激甘ではなくピーナッツの風味もよくとっても美味しい〜

 

f:id:motaken:20230331101734j:image

 

食感は全然違いますが、味は懐かしいこちらのお菓子を彷彿とさせます。

 

www.meiji.co.jp

 

バタースコッチ味、好きだったなあ

 

でもさすがアメリカのお菓子。

こんな小さいのに2かけらで100キロカロリー🥲

ちびりちびり齧りながら食べております。

 

もっとバリバリ食べたいよ〜!

 

取りつかれた人たち

まだまだ野球熱が収まらない私。

大谷選手についていろいろ読んでいたら彼は高校生のころから、いつかはMLBで活躍し、世界一の選手になることを目指していたみたいですね。

大きな目標を立てあらゆる努力を惜しまずそれをこつこつと実現していく。

本当にすごい!

 

でも正直ここまでの情熱、熱量、単純に「野球が好き」という言葉だけでは表し切れていないような。野球が好きな人はたくさんいるけど、彼ほど成功する人はなかなかいない。

「好き」というよりは、なんでしょうか、

 

Captivated?

Obsessed?

取りつかれてる?

 

しばらく前にみた「フリーソロ」という映画のアレックス・オノルドを思い出しました。

彼はロープなどギアなしで崖を登っていくことで有名なロッククライマー。映画は彼が世界で最も難しいといわれる崖の一つ、ヨセミテ公園のエルキャピタンを素手のみで登る挑戦をすると決めてから登頂するまでの軌跡を描いた映画です。

 

www.lottehotelmagazine.com

 

当然ながら彼はその危険もよくわかっているのでヨーロー!!!(YOLO:You Only Live Once)といって清水の舞台から飛び降りるかのように挑戦するわけではありません。

かれは2年ほどかけてこつこつと練習を重ね、体の調整をし、ロープを使って何度も登りながら細かくノートに記録していきます。

一歩でも、いや半歩でも気が緩めば即死。

あらゆる状態も冷静に対応できるようにひたすらに崖に向かい合うアレックス。

映画では彼女の存在も出てくるのですが、明らかに

   エルキャピタン>>>>>>>彼女

(悲しい!!!)

 

なぜこんな無茶な挑戦をするのか。

本当に取りつかれているとしか思えない。

 

でもプロですら感嘆するような偉業をなす人は、単純に「好き」以上の何かがあるのかなと思う。

だからこそ人の心を打つ。

 

取りつかれた人たちがどんどん羽ばたける社会はいい社会ですよね。

応援していきたいです。

 

侍ジャパン、本当におめでとう!!!

本当に素晴らしいゲームでしたね。

感動しました。

 

what. a. game.

Shohei Otani the Super Hero

 

正直野球は本当にど素人です。

息子がサッカーをやってる関係でサッカーは結構見ているのですが(ワールドカップもやはり素晴らしい試合多かったですよね!)野球は全然見ておらず、名前を知っている選手も大谷選手とダルビッシュ選手くらい。当然米人選手も全く知らない。試合を見たのも準決勝から。日本で盛り上がっているし、せっかくアメリカでプレーしているので見てみるか、ぐらいな感覚でメキシコ戦から見始めました。

 

で、めちゃめちゃ感動しました。

 

あまりに感動してそれ以降いろいろ裏話を読んだらさらに感動して!

いろいろ読んで感動したのでそれをまとめておきたくて久しぶりにブログを書くことにしました。

 

  • USAチームの反応

試合後のUSAチームのコメント素晴らしいな、と思いました。

 

トラウト選手

As a baseball fan, everybody wanted to see it.  He won Round 1.

野球ファンだったら誰もがが求めている試合だった。一回目は彼の勝ちだ。

 

Did you think it was going to end in any other way?

他のエンディングなんて考えられるかい?

 

トラウト選手も当然ながらとても悔しかったと思います。あそこで打てていたら彼自身がスーパーヒーローなので。でも本当に強い選手は負けを認め、相手に敬意を表します。そしてこの悔しさを次回への活力にし、さらに強くなる。

 

デローサ監督

What he’s doing in the game is what probably 90% of the guys in that clubhouse did in Little League or in youth tournaments, and he’s able to pull it off on the biggest stages.  He is a unicorn to the sport. I think other guys will try it, but I don’t think they’re going to do it to his level.

彼(大谷選手)がやったことはおそらくUSAチームの90%の選手がリトルリーグやユースリーグでやっていたことだ。それをこんな大ステージでやってのけるなんて、野球界のユニコーンとしか言いようがない。今後ほかにもチャレンジしようとする選手は出てくるかもしれないが、彼のレベルで成し遂げる選手は想像できない。

素人でもすごい!と思うのだから、プロ野球選手から見たらこれがどれだけ大変な偉業か感じるのでは、と思います。またその裏にはどれだけの努力が必要か。おそらく大谷選手はほぼ毎日24時間(寝る時間も含めて)すべてを野球に注いでいる、そんな気がします。(しかも子供のころから)そしてだからこそ人の心に打つプレーができるのかな、なんて思ったりします。

  • 栗山監督

試合後いろいろ読むにあたって、今回のチームの活躍は栗山監督の偉大さも認識されているようです。選手を選ぶにあたっての彼の目利き。チームのメンバーがお互いを支えあうような雰囲気の作り方。各選手最大限力を出せるようなストーリー編成。

 

おそらくアメリカのコーチであればあのような形では大谷選手を使わなかったのではないかな、と思います。失敗したらものすごくコーチが攻められると思うから。アメリカではジェネラリストではなく専門家が重宝されるから。でもそういう試合展開であれば、あれほどの感動をもたらさなかった。更に今回の試合で大谷選手はこれだけのプレッシャーの中でも期待以上の成果が上げられることを証明した。今後あらゆる監督は新しい形で大谷選手を活用しようと思うはず。栗山監督は大谷選手のさらなるレベルアップに成功した。

 

  • 野球の将来

正直アメリカでは野球(MLB)の人気は低迷しいるようです。

Sports | Gallup Historical Trends

確かに!(特にサッカーと比べて)とにかくコマーシャルが多い!時間が長い!試合数が多い!

 

大谷選手がWBCで大活躍したことを受けてその後のニュースでは彼との長期契約に$600M??!?という数字が出てきました。

アメリカの野球界はスーパーヒーローを求めている。

 

本当に彼の今後が楽しみです。

私も野球の試合見に行くかもしれません。

Just maybe...

小学5年生の息子がセクハラで校長室に呼ばれた話。

うちにはアメリカの現地校に通う小学5年生の息子がいるのですが、最近セクハラで校長室に呼ばれてしまう事件が起こりました。

 

1週間ほど前のこと、担任の先生から突然長いE-mailが届きました。

要約すると下記の通り。

  • 学校が終わる前数十分ほど時間があったので、クラスでグループで分かれて静かに遊ばせていた。
  • 一部の男子グループは連想系のカードゲームをしていていた。
  • その一部をちらっと立ち聞きした女子2名から、うちの息子ともう一人の男子がある女子生徒の名前をあげ、ある性的な言葉をはいたと先生に苦情があった。
  • 学校内でのセクハラ発言は問題なので校長先生に進言し、今後の二人の処分は校長先生に託すとのこと。

 

おそらくプライバシーとか親同士で問題が起きないように配慮してなのだと推測できますが、非常に匿名性が高い文章。正直イマイチ息子が何を言ったのかはよくわかりません。でもなんか大事のようで衝撃的な文言。

 

ってか、10歳時のセクハラって!!!

 

学校から帰ってきたら早速息子に確認しました。

息子曰く、

  • 連想ゲームをしていたら「Weak(弱い)」という言葉が出てきた。
  • 少し前に友達のA君が、Bさんはすぐ先生に告げ口するからWeakだと言ったことを思い出してBさんといってしまった。
  • すると別の友だちC君が、女性の体の一部を指す言葉(「おっぱ◯」みたいな)を言った。
  • 男子グループは大笑い〜みたいな感じでゲームが終了した。

というようなことのようでした。

 

もっともっとひどいことを言ったのかと不安になっていた私はほっと一安心。

それほどひどくない?

っていうかそもそもセクハラ発言は息子というよりは、C君の方?

 

でも正直、おそらく日本だったら問題なくさらっと流されるようなこと、きちんと対処してくれて本当に良かったし、いい経験させてもらったな、と思いました。たとえ悪気なかったとしても、他人を不快にする言葉は本当に気をつけないといけないと強く思います。そしてそういったセンスは小さい頃から教えるのが一番いい。

またいじめなどもそうですが、こういう些細な言動がゆるされていると、エスカレートして大事になったりするといつも思います。

(そういえば以前、いじめについても書いたな、と思って探したらなんと7年も前!)

 

http://motaken.hatenablog.com/entry/20120814/1344908664

 

 息子に対しては、こんなことを話しました。

  • 正直に話してくれてありがとう。
  • 先生のメールをみてもっとひどいことを言ったかと思ったので少し安心した。
  • でも、こういう連想ゲームで人の名前を上げるのは良くないことだし、相手が聞いたら不快だと思うことは言わないよう、もう少し考えて発言しよう。
  • またC君が言ったことは更に相手を傷つける言葉だということは理解できるよね。こういうことはたとえ男子同士の間でも言っちゃだめ。
  • 明日校長先生には二人で何があったか正直に話して、校長先生の処分を待とう。

そして次の日、校長先生にあって、色々話したようですが、最終的には二度とこういう事は起こさないように、ということでそれ以上お咎め無しで終わりました。 

 

ちゃんちゃん。

よかったよかった。

アメリカの場合、小学生でも停学とかありうるので〜ドキドキでした。)

 

ちなみに最後付け加えると、息子が言ったことは担任の先生にも確認し、認識があってることを確認しました。また先生には、Bさんへ謝罪文を作成したほうが良いかも聞きましたが、余計に恥ずかしがらせてしまうと思うので今の段階では必要なしとのことでした。

 

節分に幸あれ

ちきりんさんは昔から読んでいるファンなのですがこちらの記事を思わず考えてしまいました。

 

chikirin.hatenablog.com

 

遅ればせながら今日読んで、今でも廃棄ロスが問題なのを知りました。

 

(ちなみに恵方巻きが流行る前に日本を離れてしまったので、今年まで「えかたまき」って読んでました。てへ!恥!)

 

廃棄ロスということは会社の損になるわけでおそらく各社いろいろ考えているかと思いますが、面白いので私も考えてみました。

 

1.「自分で巻くと更に徳が得られる」を流行らせる。

海苔に酢飯がついているのも別売りして、具材パックとか、具材を選べるようにして最後は自分で巻いてもらうのを流行らせるのはどうでしょうか。こうすることで売れ残りを次の日別のものとして運用できるのでは。

 

2.データ分析・AIを使って需要予測をする。

過去の販売データ、曜日、天気、場所、etc などのデータからモデリングして需要予測して破棄率削減を達成する。モデリングができれば他店舗・他業種に需要予測サービスとして提供することも可能かも?

 

3.「売り切れ御免!」をセンス良くやる。

廃棄ロスを少なくするということは同時に売り切れてしまうことをいかにお客様に受け入れてもらうか、ということでもあると思うので、売り切れた際の対応を考える。次の年より早く購入してもらうためにはどうしたらいいか、、、私もよくわかりませんが何かあるかも?

 

4.2月4日はおほう雑炊の日!

残った恵方巻きは次の日雑炊にして売ってしまいましょう!

バレンタインの次の日はSingles Awareness Day みたいな〜イベントを企画するとか?

 

すみません、酔っ払っています。

 

でもGlobal Warmingと同様Food Wasteは大事な課題だと思っているので少なくすることは大事だな〜と思っています。

 

 

 

 

 

 

究極の毒親

とんでもない毒親を見てしまいました。

HBOの2018年7月公開ミニシリーズ作品、Sharp Objects

www.imdb.com

 

indietokyo.com

 

原作は「ゴーン・ガール」の作者ギリアン・フリンの第一作。

テーマは、殺人事件、自傷、毒母、関与しない父親、利己的な隣人、閉鎖的な町。

 

とにかく主演エイミー・アダムズが本当に良かった。自傷癖のあるカミール・プリーカー(エイミー・アダムズ)がジャーナリストとして殺人事件があった町を調査するために実家に帰るというところから始まるこの物語。痛々しさ全開なのに、それもしょうがないと共感させられる演技力!

 

こんな傷を負った人もいることを教えてくれてありがとう。

 

っていうか、ゴーン・ガールにシャープ・オブジェクト。その他の作品もかなりダークらしい。いったいこの作家はどんな闇を抱えているのでしょうか。

 

毒親問題に悩んでいる人は見ないほうが良い気がします。。。本当に痛々しいので。。。。)

 

それは呪いだから早く逃げたほうがいい

こちらの方の#me tooの話も読みました。

 

note.mu

 

本当に世の中とんでもない人間、たくさんいるな、と思います。

っていうか、セックスするためにこんな凝った詐欺って、どれだけ人間的な魅力がないってことなんでしょうか。そんなことして自分の自尊心は高まるのでしょうか。

はあああ〜。

 

こんな行為、オレオレ詐欺と同様犯罪じゃないかなと思うので、本当に自分を責めないでほしいな、と思います。

 

でも正直私が読んでいて一番悪質だなあと思ったのは、石川さんのマネージャーです。

 

嫌だと言っているのに無視されどんどんエスカレートしていく。

なんかおかしいと思いつつ、でもこれが自分に必要なのだと自分に言い聞かせ、全力のスマイルで仕事をこなしながら何故か元気をなくしていく石川さん。

 

 

。。。。でもそれはすべて呪いです。

そして呪いからは早く逃げたほうがいい。

 

 

作家の田口ランディーさんによると、

 

呪いというのは、口という字が入っているとおり、口で行う。もともと呪いとは相手を縛ってがんじがらめにして生気を奪い取ることなのだそうだ。いかにもおどろおどろしいが、こんなことは誰でもやっている。特に、男と女の間、親と子の間でよく見かける。

そのような密なあるいは蜜な関係になってこそ、人は他者を呪うことができるほどに他者を憎しみ愛するということなのだろう。

 

呪いの特徴は、まず「意味不明の反復」に始まる。

呪いの言葉というのは明瞭ではおかしい。相手を縛るためにはまず不明瞭であることが重要なのだ。よって人は呪いをかけるために、不明瞭な反復を行う。理解不能だ。

なぜなら呪いは理解を嫌うからだ。理解されては呪いにならない。

「あなたのためだけを思ってるのよ。」「なにが気に入らないのかはっきり言ってよ」「おまえ俺をなめてんのか」「お願いだから私のこともわかって」「俺はお前のことだけを思ってやってるんだ」などは典型的な意味不明の呪いの言葉だ。この言葉を繰り返されても、相手は答えることができない。相手の答えを封印しつつ、答えられない質問を繰り返すことで相手に呪いをかけているのだ。呪いの言葉をかけられた相手は沈黙するしかない。答えは最初から封印されているのだ。

相手に問い詰められて何も言えなくなる。その瞬間、すでに呪いが始まっている。

 

そもそも、呪いの目的は相手を遠ざけるためではなく、相手を縛るためなので、呪いを操るものは必ず相手のそばにいる。呪いをかけている人は、相手を縛りながら自らをも縛るのだ。人を呪えば穴2つ、と言う通り、呪いは相互的なものである。しかし呪いを唱え続ければ、相手はいつしか生気をなくして、ひどいときは死んでしまうので、相手が死んだ時点で呪いをかけた者は自由になる。

 

 「根をもつこと、翼をもつこと」(新潮文庫社)

 

「お前のために言ってやってるんだ。」

「こんなこともできず、本当にやる気があるのか。」

「俺の女なのになんの不服があるんだ。」

 

こんな問を何度も何度も投げかけられその度絶句しながらどこか自分の身が削られるを感じられたら

 

それは呪いです。

 

あなたは呪いをかけられている。

 

 

生気をすべて吸い取られる前に逃げたほうがいい。

 

 

 

 対等な関係だったら、「え、何言ってるの?」と言い返すことができる。

でも上下関係があるから、絶句し、縛られ、疲弊していく。

 

解決策は、一つだけ。

とにかく離れる。物理的にも精神的にも。

 

田口ランディーさんのいうよう呪いをかけている人の目的は縛ること。

相手は巧妙に自分から離れたらどんなにひどいことになるか何度も何度も伝えることでしょう。

 

一切無視です。

相手はあなたを縛りたいだけ。

そしてそれは愛じゃない。

 

呪縛から一日でも早く抜けられますように。