前回、夫婦関係のメンテナンスということを書きました。
大切なものにはきちんと優先順位をあげてリソース(お金や時間や頭)をかけようというメッセージを込めて。
でも大切にしたいと思う関係がなければ、
自分はかけているけれど相手はかけてくれなくて不満ばかりがたまる場合だったら、
そんな場合はやはりまずは自分のメンテナンスが必要だな、と思います。
自分が自分を大切にする。
自分が自分にリソースをかける。
温泉いったり、(日本には温泉文化、入浴文化があって本当いいですよね~)
本を読んだり、
趣味を見つけたり、
人と話したり。
以前何かのポッドキャストを聞いていてだれかが話していたことの受け売りですが、
世の中には異様にイライラして怒鳴ったり人に突っかかってくる人がいる。また特定の人に執拗にからんできたりする人がいる。
つまり普通の人にはなぜ??という感じの不可解な行動をとる人がいる。
なぜそういう行動に出るのか。
そういう人は大抵自分でもわかっていない、と。
なにか無性に腹がったている。むしゃくしゃしている。でも本人はどうしてそんな怒っているのかを分かっていない、と。
で、大抵の場合は、寂しいとか、傷ついているとかマイナスの感情がすごいエネルギーを発しながらが心に渦巻いている。でもきちんと向きあわず心の奥の奥にしまい込んでいる。だからちょっとしたきっかけでそれが行動に爆発する。
なんかこれ、わかる気がします。
むやみに怒ったりとかはしないですけど、誰だって人にちょっと意地悪な気持ちを持ってしまうことってありますよね。ちょっと馬鹿にした気持ちとか。でも大抵自分の中に要因があったりします。
大事な自分のメンテってまずはこのしまい込んでいる感情を棚卸をすることじゃないかな、と思います。
でも、、、自分の負の感情に向き合うってきつい。
とてもつらい作業だったりします。
そんな時、まずは自分に優しくありたいな、と思います。
つらかったね
向き合ってえらいね
よく頑張ってるね
よしよし
自分の親友が悩んでいるときにかけてあげるように自分に接する。
そのつらさに共感して受容する。
そして次のステップがその感情を整理して理解して癒していく行為じゃないかな、と思います。
例えば相手に腹を立てている場合。なぜ腹が立つのか。なぜ傷ついているのか。なにか過去と結びついていいないか。私の設定が間違っていないか。相手に何を期待しているのか。
分析して理解する。
そしてフィルターなしの自分の正直な気持ちを整理できるともうすでに癒しが始まっている、そんな気がします。
前回書いた夫婦関係のメンテが「自分の声を相手に届けて相手の声を聴く」だとしたら、自分のメンテは「自分の声を聴く」かもしれません。
まずは自分が自分を愛することが大事なのかもしれません。
そしてまさにこれをテーマに歌ったのが2023年のGrammyを取ったMiley CyrusのFlowersという曲かも。(2023年はめちゃ流行ってました~)
I can buy myself flowersWrite my name in the sandTalk to myself for hoursSay things you don't understandI can take myself dancingAnd I can hold my own handYeah, I can love me better than you can
花束は自分で買える。
砂浜で自分の名前も書ける。
何時間でも自分と対話ができるし
あなたには話せなかったことだって話せる。
自分をダンスに誘い出すこともできるし
自分の手を取ることもできる。
そう、あなたより私のほうがずっと上手に私を愛してあげられる。