しばらく前ですがこんな記事を読みました。
こちらの記事を読むと25歳から54歳までの日本人女性の就業率は年々増えていて1995年あたりまでは65%だったのが、今ではアメリカ人女性の就業率を抜かして83%にまで増えている。しばらく前には「ウーマノミクス」などと叫ばれていましたがこれほど就業率が高くなるとは誰も想像していなかったようで、この25年くらいは75%あたりをいったりきたりしているアメリカとしては日本の政策をもっと注目し参考にしてはいいのでは、というのが記事の趣旨です。
知りませんでした。
今日本ではほとんどの女性が働いているということなんですね。
(ただ記事の中ではあまり触れられていないのですが、お給料のギャップは確実にあり、また税務上年収の壁などもあるから一概に働いているといっても様々な形があるかと思います。)
でもこんなにほとんどの女性が働いているというのにまだまだ家事は女性が担うことが当たり前だと思っている人がいること自体にびっくりです。
もっとフェミニズムが進んでもいいのでは???
もっと社会の慣習が変わってもいいのでは???
と思ってしまいます。
いや実際、総合的に見て人生の時間の使い方がこんなに変わってるんだから。
もっと女性は文句言っていいよ。できないものはできないんだから。
そして男性だってもう会社に尽くすのはやめよう。無理だから。拘束時間長すぎだから。
尽くさなくても回せるよう会社の業務を変えていくしかないと思う。
それしかないと思うんだけどな。
私がアメリカにて働き始めのころうまく回せなくてつい残業が増えてしまっていたころ(まあ、それでも7時とか8時くらいに帰るとかですけど、汗)夫が私に言ったこと、今でも覚えています。
You need to learn to disappoint.
君は人にがっかりさせることを覚えないとだめだな。(君は人の期待に応えすぎ。)
衝撃でした。
そうか、それは明日までには無理です。金曜日までにやります、とか言えばいいんだ。
Bが優先ならAは来週までやります、とか言えばいいんだ。
そう、大抵のことはそんな急ぎでもないし、仕事量は自分でコントロールできることも多いんですよね。
ちょっと頑張ればできるなって思ってやっちゃって、そしたら周りもじゃあこれも、あれも、てなってどんどん頑張りを増やさないといけなくなっちゃう。
これじゃだめだな。
頑張らなくてもできることがデフォルト。
本当に時たまやってくる、これは頑張らなくては!と思うときだけ頑張る。
それができるように普段は頑張らずにできる範囲でこなしていく。
それでも十分まわっていく。
いや、まわしていく組織が本当に強いと思うのです。
家族も仕事も。