今日も空が広い

アメリカの片田舎から思いつくままに…

取りつかれた人たち

まだまだ野球熱が収まらない私。

大谷選手についていろいろ読んでいたら彼は高校生のころから、いつかはMLBで活躍し、世界一の選手になることを目指していたみたいですね。

大きな目標を立てあらゆる努力を惜しまずそれをこつこつと実現していく。

本当にすごい!

 

でも正直ここまでの情熱、熱量、単純に「野球が好き」という言葉だけでは表し切れていないような。野球が好きな人はたくさんいるけど、彼ほど成功する人はなかなかいない。

「好き」というよりは、なんでしょうか、

 

Captivated?

Obsessed?

取りつかれてる?

 

しばらく前にみた「フリーソロ」という映画のアレックス・オノルドを思い出しました。

彼はロープなどギアなしで崖を登っていくことで有名なロッククライマー。映画は彼が世界で最も難しいといわれる崖の一つ、ヨセミテ公園のエルキャピタンを素手のみで登る挑戦をすると決めてから登頂するまでの軌跡を描いた映画です。

 

www.lottehotelmagazine.com

 

当然ながら彼はその危険もよくわかっているのでヨーロー!!!(YOLO:You Only Live Once)といって清水の舞台から飛び降りるかのように挑戦するわけではありません。

かれは2年ほどかけてこつこつと練習を重ね、体の調整をし、ロープを使って何度も登りながら細かくノートに記録していきます。

一歩でも、いや半歩でも気が緩めば即死。

あらゆる状態も冷静に対応できるようにひたすらに崖に向かい合うアレックス。

映画では彼女の存在も出てくるのですが、明らかに

   エルキャピタン>>>>>>>彼女

(悲しい!!!)

 

なぜこんな無茶な挑戦をするのか。

本当に取りつかれているとしか思えない。

 

でもプロですら感嘆するような偉業をなす人は、単純に「好き」以上の何かがあるのかなと思う。

だからこそ人の心を打つ。

 

取りつかれた人たちがどんどん羽ばたける社会はいい社会ですよね。

応援していきたいです。