こちらの記事読ませていただきました。
男性の多くが結婚生活に幸せを感じられないでいる - 誰かが言わねば
コメントを読むと厳しい意見が多いですね。
わたしは結構男性の本音が書かれているかな、良い記事だな、と思いました。
(ただ、なんとなく自分の心情というよりは、だれかの気持ちを代弁しているようには読めましたが。なぜかな。)
というのも、私は米人男性と結婚してまして、彼は非常に育児に協力的で(というか父親として当たり前、という意識で)一緒にやってきましたが、それにもかかわらず、母子関係に嫉妬というか疎外感を感じていたのが分かりました。
で、この疎外感を無視していると、離婚されるな、、、と。
もちろんまったく育児もせず、飲み会ばかり行ってるくせに一緒にいるときは大切にしてほしい、なんていわれたら、私もまじできれます。「ふざけんなーー!」って。
でも、こういう寂しさを感じるようなパパさんなら彼なりに結構育児や妻に気を使ってるんではないでしょうか。
(それとも違うのかな。なんか母子を大切にしている人のコメントを見るとこんな寂しさ感じたことないような人が多そうなので。)
まあ、いろいろな家族の関係があるとは思いますけど、私が家族の関係で考えていることを話したいと思います。
たとえば、ある組織の構成員がA,B,Cだったとします。
もちろんABC三人の三者関係というのは大事だと思います。3人いるときに一人ひとりはどのような役割なのか、みたいなところです。
でも、もっと大事かなと思っているのは、AとB, BとC、AとC みたいな二者間関係のバランスなのかなあ、と。
ここを気をつけないと、たとえば、こんなゆがんだ関係に。
A → B → C
(父親は母親に子供について話すけど、父親と子供の直接の関係がうすい、とか。)
A → C
↑
B
(父親も母親も子供とはしっかり関係ができているけど、夫婦の関係がうすい、とか。)
特に二つ目のパターンで、離婚しているケースはアメリカでは本当にたくさんあるので、夫婦だけの時間というのはとても大事にしています。
でも、私、これって家族だけでなく、友達とか会社でもそうかな、と思っています。
たとえば、2年ほど前、高校時代の友達二人と何泊か旅行をしたのですが、3人って居心地がよいんですよね。3人での行動も楽しいし、何か別行動したいと思ったら、他の二人でも行動できるし、とても気が楽でした。それは、たぶんそれぞれの二者間関係がバランスよかったからだと思います。
(なかには、3人組だと3人で行動しないと不安、と思う方もいるのかもしれませんが、私はそういうグループだと息苦しくてだめです。。。勝手に私抜きでも楽しんでくれるようなゆるいグループが好きです。)
会社でもそうだと思います。大きな会社だと、社長が直接すべての社員と関係を持つなんてとても無理だと思います。だから、階層がある。でも、やはり直接語りかけるように努力していない社長は問題だな、と思います。
(たとえば自分の会社の社長の声って判別できます?私は世界で数万人くらいいるような大きな会社の小さな支社に勤めてますが、声をきけば分かります。)
と、いうことで、ここの所夫が忙しく、私ばかり子供との時間を過ごしている気がするので、この週末は、夫と子供の時間をあえて(二人のためあえてです!決して自分のためではありません!)作ってあげよう。