今日も空が広い

アメリカの片田舎から思いつくままに…

小学5年生の息子がセクハラで校長室に呼ばれた話。

うちにはアメリカの現地校に通う小学5年生の息子がいるのですが、最近セクハラで校長室に呼ばれてしまう事件が起こりました。

 

1週間ほど前のこと、担任の先生から突然長いE-mailが届きました。

要約すると下記の通り。

  • 学校が終わる前数十分ほど時間があったので、クラスでグループで分かれて静かに遊ばせていた。
  • 一部の男子グループは連想系のカードゲームをしていていた。
  • その一部をちらっと立ち聞きした女子2名から、うちの息子ともう一人の男子がある女子生徒の名前をあげ、ある性的な言葉をはいたと先生に苦情があった。
  • 学校内でのセクハラ発言は問題なので校長先生に進言し、今後の二人の処分は校長先生に託すとのこと。

 

おそらくプライバシーとか親同士で問題が起きないように配慮してなのだと推測できますが、非常に匿名性が高い文章。正直イマイチ息子が何を言ったのかはよくわかりません。でもなんか大事のようで衝撃的な文言。

 

ってか、10歳時のセクハラって!!!

 

学校から帰ってきたら早速息子に確認しました。

息子曰く、

  • 連想ゲームをしていたら「Weak(弱い)」という言葉が出てきた。
  • 少し前に友達のA君が、Bさんはすぐ先生に告げ口するからWeakだと言ったことを思い出してBさんといってしまった。
  • すると別の友だちC君が、女性の体の一部を指す言葉(「おっぱ◯」みたいな)を言った。
  • 男子グループは大笑い〜みたいな感じでゲームが終了した。

というようなことのようでした。

 

もっともっとひどいことを言ったのかと不安になっていた私はほっと一安心。

それほどひどくない?

っていうかそもそもセクハラ発言は息子というよりは、C君の方?

 

でも正直、おそらく日本だったら問題なくさらっと流されるようなこと、きちんと対処してくれて本当に良かったし、いい経験させてもらったな、と思いました。たとえ悪気なかったとしても、他人を不快にする言葉は本当に気をつけないといけないと強く思います。そしてそういったセンスは小さい頃から教えるのが一番いい。

またいじめなどもそうですが、こういう些細な言動がゆるされていると、エスカレートして大事になったりするといつも思います。

(そういえば以前、いじめについても書いたな、と思って探したらなんと7年も前!)

 

http://motaken.hatenablog.com/entry/20120814/1344908664

 

 息子に対しては、こんなことを話しました。

  • 正直に話してくれてありがとう。
  • 先生のメールをみてもっとひどいことを言ったかと思ったので少し安心した。
  • でも、こういう連想ゲームで人の名前を上げるのは良くないことだし、相手が聞いたら不快だと思うことは言わないよう、もう少し考えて発言しよう。
  • またC君が言ったことは更に相手を傷つける言葉だということは理解できるよね。こういうことはたとえ男子同士の間でも言っちゃだめ。
  • 明日校長先生には二人で何があったか正直に話して、校長先生の処分を待とう。

そして次の日、校長先生にあって、色々話したようですが、最終的には二度とこういう事は起こさないように、ということでそれ以上お咎め無しで終わりました。 

 

ちゃんちゃん。

よかったよかった。

アメリカの場合、小学生でも停学とかありうるので〜ドキドキでした。)

 

ちなみに最後付け加えると、息子が言ったことは担任の先生にも確認し、認識があってることを確認しました。また先生には、Bさんへ謝罪文を作成したほうが良いかも聞きましたが、余計に恥ずかしがらせてしまうと思うので今の段階では必要なしとのことでした。