今日も空が広い

アメリカの片田舎から思いつくままに…

あなたも火星にフロンティア?!? 片道切符ですけど

このニュースをみてぶったまげた。


http://www.cnn.com/2013/04/22/world/mars-one-way-ticket/index.html
CNN:A One Way Ticket to Mars- Apply Now

http://www.cbc.ca/news/technology/story/2013/04/23/technology-mars-one-applications.html
CBC News: 1-Way Mars trip starts accepting astronaut applications

なんと。

Mars Oneというオランダ系の非営利団体が2022年に火星にコロニーを作るプロジェクトをたて、宇宙飛行士を募集し始めた。しかも片道切符。


ニュースによると、今ある技術で火星まではいけるらしい。(Curiosityも無事着いたしね。)ただ今の技術では火星から地球に帰ってくる技術はないので、どうしても片道切符となる。

2015年から現地で生活するための設備等を送り、2022年には人を送る予定らしい。そして地球から火星までは7−8ヶ月くらいかかるらしい。


18歳以上であれば世界中だれでも応募できる。
申し込み費用は国によって違うようだが、USでは$38となってる。


最終的に選ばれた40人は7年間のトレーニングに入るため、現在宇宙飛行士としての資格や知識、いや、それどころか学歴なんかも不問らしい。それよりも大事にしているのは、グループとしてうまくやっていけるか、いろいろ起きるであろう問題に対しての解決能力などを重視しているらしい。


応募するには、これらが必要みたい。

  • 申し込み費用
  • 自己紹介
  • なぜ応募しているかという手紙
  • なぜ自分が選ばれるべきかを訴える1分ビデオ (このビデオはネットで閲覧可能)

締め切りは8月31日。

応募や採用プロセス、トレーニングプロセスから火星到着まですべてリアリティーショーなどを通してメディアに提供されるようで、現在$6Billion予算の大半は、メディア関連からの資金調達によるものらしい。(一部、準備中に開発される技術による資金調達もあるようだけど。)

ーーーだとしたら、GDP3位の日本人が選ばれることもありじゃない?
やはり自国民がいくっていったらメディアがほっとかないでしょ!
アメリカ人はもちろん含まれると思うけど、メディアへのエクスポージャーを考えるとなるだけ多国籍チームを作ると思う。
チャンスじゃない??!?



(なんていいつつ、私はちょっと。。。。ほら、子供がいるし。。。。「お母さん、火星に行った」なんて絵本か何かですよね。。。)


すごい。
選ばれたらグローバル人材どころか、ユニバーサル人材!! 



(CNNのニュースによると、これは本気なのかどうか、実現可能なのかを確認するため、技術提供をすることになっており、NASAのCuriosityのプロジェクトにも参加していた会社数社をあたっているようです。社名入りでは発言をもらえなかったようですがある会社の広報から、現在様々な会社が宇宙に関するプロジェクト立ち上げているが、Mars Oneの計画は「無視できないと思う(I don't think they deserve to be dismissed)」というコメントを入手したようです。)