今日も空が広い

アメリカの片田舎から思いつくままに…

私を後ろに引っ張る引力

なぜか最近気持ちが沈みがち。

気持ちだけどころか今日は体が下に引っ張られたかのように盛大にコケてしまった。何もないところで。

いったいどうなっているのか。

なにか私を斜め後ろに引っ張っている強い引力を感じる。

 

日本ではまだ能登半島地震の被害はひどく、政治の裏金問題も未解決。

ウクライナもガザもひどい状態が続いている。

そしてまたやってくるアメリカの大統領選挙。

またバイデンとトランプ。っていうかまたまたトランプ。

ああああああ。。。。。

ネタニヤフ首相、プーチン大統領、習 近平主席、、、、にトランプとかありえる??

本当に本当に心配です。

 

 

私も選挙で投票したいのに。

市民権があれば。

 

せめてちょっと気を紛らすためにアメリカン・ジョークでも。

これが最近見た中では一番おもしろかったかな。

 

Just because you think Alfred is too old to take care of the Batcave, you don’t replace him with the Joker.” - Jimmy Kimmel

 

まじだよ!!

バイデンほんま頑張ってよ!!

昭和の母親像の呪縛(愛をこめて)

またしばらくブログ書くのあいてしまった。

 

で、空いてた時間何をしていたかというとちょっと一時帰国しておりました。

そして久しぶりに高校時代の友達と会食することに。その友達(Aとします)と話していて、家でのリモートワークの話になりました。

 

A:仕事はいまどういう勤務になってるの?

私:まだリモートワークが続いている。実は夫もそうで毎日基本二人で家にいるんだよね。

A:それめんどくさくない?

私:何が?

A:気を使ったり、お昼作ったり。

私:いや全然。私は自分のお昼は作るけど、彼は彼で自分でお昼するし。ミーティングとかも入ってたりするからタイミングも違ったりするし別にそれぞれやればいいんじゃない?

A:そうなんだよね~。でもなかなかそうできないんだよね~。

 

正直驚きました。彼女は帰国子女で、大人になってからもヨーロッパに一時住んでおり、旦那さんもヨーロッパの人。仕事もばりばり働いている。さらに話を聞くと旦那さんも、そんなやならくていいよ~、なんて言ってくれるけど自分の中の「私がやらなくては」という声をどうしても無視できない。

 

なんでだろうね、という話をしていた時にやっぱ母親の影響かも、という話になりました。

 

家はいつも清潔に整っていて、毎食品数多くバランスのいい食事。家事を文句言わず一生懸命家族のために尽くす。それこそ妻であり母親の鏡。

 

そしてそんな母親たちに甘やかされて育った私たち。

。。。っていうか私たち甘やかされすぎたのでは。

。。。っていうかお母さんたち我慢しすぎだったんでは。

 

上沼恵美子さんのこちらのコラム読みました。

bunshun.jp

 

いや確かに~。ひどい夫~。私だって夫源病なる~。

 

なんて思うんですけど同時にそんなに長い期間ずーっと我慢してたってことだよね、と思うんですよね。(特に彼女の場合自分はめちゃくちゃ稼いでいるにもかかわらずずっといい妻として夫に尽くしていた、みたいな思いが行間から伝わってくる。)

そしてたくさんのお母さんや妻たちがなぜか全家事は自分の仕事だと刷り込まれてずーっとずーっと我慢してやっている。何十年も。なんで私ばっかりと思いながら。

夫といると病気の症状が出るくらいじわじわと長い年月をかけて自分の体をむしばんでいく。

 

なんかやるせなくて泣けてくる~。。。。

 

日本人は我慢強すぎる。本当に。(主語が大きすぎてごめんなさい。)

 

もっともっと早い段階に、まだ子供もいなくて夫婦として愛があるうちに、お互い我慢しなくてすむ、気持ちいい関係を結んでいくにはどうしたらいいのか。

子供が生まれたとか転職したとかライフチェンジがあるたびに柔軟に対応できるパートナーとの関係づくりをめざすにはどうしたらいいのか。

 

本当昭和の母親たちは本当に頑張り屋さんだった。

私も母には感謝してしきれない。本当にいろいろな経験をさせてもらった。大事に育ててもらった。本当に本当にありがとう。

(今でも母が生きていたらこんな話もいろいろできるのに。。。涙)

 

でも今は専業主婦より兼業主婦のほうが多い社会。

昭和の母親像に縛られていたら私たちは幸せになれない。

家事なんて家族みんなでやっていけばいい。

家族みんなが気持ちよく暮らしていくためなんだから一人が我慢してやる必要なんてないと思う。たまには力をいれて、たまには力をぬいて、やれる範囲でやっていけばいい。

 

熱があるからご飯作れない~、なんて当然すぎて当たり前だけど、疲れたから作れない~、も 今日作りたいものが思いつかないからだれか作って~、だって全然ありでしょう、と思う。

 

そうしてほかの誰かが作ってくれてそれをみんなでおいしいおいしいって楽しむ食事の場をどんどん作ってあげる。

 

子育てを乗り越えた夫婦がその後も幸せで愛情をもってそれからも一緒に生きていきたいを思える夫婦関係、それを目指したいなあ。

最近みた映画など

とてもとても、え、今更? な映画ですが、最近見て心に残り感想を残しておきたいので。。。

「イニシェリン島の精霊たち Banshees of Inisherin」と エブエブこと「Everything Everwhere All At Once」です。

Banshees of Inisherin


イニシェリン島の精霊たち Banshees of Inisherin

  • とにかくなんという閉塞感。狭くて選択肢がないということの悲劇。狭い世界で人間関係がこじれると、とことんお互い首を絞めていく。外から見ると滑稽なほど。(だから映画ジャンルとしてホラーでありコメディーなんだな。)
  • たとえその暴力が自分に向けられた暴力だとしても、やはり暴力は暴力を呼ぶ。
  • 映画で Be niceというセリフがありましたが、私もそう思うよ。
  • 隣人が何かをきっかけで戦争状態になる、というのはアイルランドの紛争を描いたBelfastという映画を思い出しました。
  • 妹がその世界から抜け出すことができたのが救いだな、と思いました。

こちらの映画監督ならびに役者たちのインタビューが面白かったです。

collider.com

監督は究極の別れの映画 breakup movie を作りたかったようです。

確かに恋人同士であればある日突然別れがきて、でも一方はまったく clueless で予期してなく、ストーカーになるというのはなんかありそうな物語。でもこれが長年の親友同士だとなんかひたすらに理不尽さがある。

 

でもこちらのインタビュー一番面白かったのが、コリン・ファレルの眉演技に突っ込みをしているところです。思わず声出して笑ってしまいました。

 

Colin, can you talk about how you use your eyebrows as an expressive acting tool?

FARRELL: No, I have no idea. They just do their own thing. They’re like the Energizer bunnies, at times. They operate exclusive of my intention, I can tell you that for sure. They do their own thing. Apparently, the more I’m perturbed, the more active they are.

 

私も眉毛気になってた!! (笑)

 

Everything Everywhere All At Once

 

エブエブこと「Everything Everwhere All At Once」

  • マルチバース系のストーリーは頭でわかろうとすると頭痛がしてくるのでとりあえず波に乗ろう。
  • この映画がアカデミー賞を取るというのはやはり一種の時代の流れなんだな。
  • ハチャメチャのなかにシンプルなメッセージが込められていて、作っている人たちが心からウキウキ楽しんで作っているのが伝わってくる。
  • こちらの映画もBe kindが一つのテーマになっていて本当そうだよね、と思う

 

「ミステリと言う勿れ」という漫画に幸せについてこのようなセリフがあるんですが、エブエブのテーマと重なるような気がしました。

 

幸せはまるごと全体でなるものだと思ってた

でも、違うな

細かいところ、一つ一つにあるんだな

 

エブエブのお母さん、エベリンはこう言います。

Then I will cherish these few specks of time.

 

そう、その幸せの瞬間を大切に大切に味あわないと。

すべての時間、すべての可能性の自分じゃなくて、今ここにあなたとの時間、それこそが大事。

肝に銘じます。

対話をするということ

前回に引き続き、対話ということをつらつらと考えています。

最近「はい、論破」というコメントを見たからです。

なんかちょっと衝撃を受けて。

 

「はい、論破」

これって対話と正反対ですよね。

相手は絶句するしかないから。

 

以前も書きましたが、相手を絶句させるような言葉は呪いの一つだと思っています。

相手を支配して生気を失わせる言葉。

motaken.hatenablog.com

 

大抵の場合はこう言った発言をする人はその人自身、人間関係が支配関係にあるってことじゃないかな、と思います。自分も支配されて苦しいからから別の相手を支配したい。その人の言語環境にはこういった言葉が蔓延している。

 

相手を支配しても自分は自由にならないのに。

 

論破して楽しいと思う人は、本当に対話するということを知らない人かな、私は思います。

 

私が本当に楽しいと思うのは自分が発した言葉が相手に響いて、行動に変化があって、いい結果につながることだと思います。

 

また相手の言葉が自分に響いて考え方や行動に変化があること。

 

だから私はなるだけ人に栄養となるかもしれないと思う言葉を選んで発していきたいな、と思います。特に家族など大切な人には。

(まあ、しょせん未熟な人間なので感情的に怒ることもあります。。。でも反省したら素直に謝ればいいとも思っています。)

自戒を込めて。

 

 

ああ、そうそう、昨日書き忘れたんですけど、「ミステリと言う勿れ」の主人公、久能整君、アスペルガー症候群っぽいな、と思ってたんですけどそう思う人いますかね?

映画「ミステリと言う勿れ」が見た~い

最近映画が公開されたようで、「ミステリと言う勿れ」に関するブログをよく目にするようになりました。

 

うれしい~!!

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原作者である田村由美さんの漫画が大好きで90年代からずっと読んできました。

特に「BASARA」と「7Seeds」が大好きで、キンドルで全巻購入して定期的に読み返すくらい好きです。

 

csbs.shogakukan.co.jp

 

flowers.shogakukan.co.jp

 

BASARAと7Seedsは世界が大きいので日本でのドラマ化は予算的にも難しいだろうなと思ってたので、NetflixとかAmazonとかHBOとかがアメリカの舞台に変えてもいいからドラマ化してくれたらいいのになあ、といつも思ってました。それくらい面白いキャラクターと物語展開だと思っていました。

 

なのでついに「ミステリと言う勿れ」でドラマ化。

しかも結構人気のよう。

本当にうれしい~!!!

私も見に行きたい~!!!!!!

 

好きなところはいろいろあるのですが、一つ共通しているのかなと思うのが彼女が描く人物はみなすごく考えていて、またその考えを人に伝えることの大切さが物語の大事な軸になっていると思うんですよね。

そしてその考えが成長の過程で変わっていく、その様子が丁寧に描かれている。

 

そう、考え続けるということは、新しい考え方、見解や情報を取り入れながら常に考えを新にしていくということだと思うんですよね。

 

今ある情報から判断して、Aだと考える。でも新しいBという情報得たら、その考えをAダッシュにしたりBにしたりCに変えていく。

 

「ミステリと言う勿れ」の主人公、久能整君の口癖は、「僕は常々OOOだと思うのですが」なのですが、違った考え方をする人に出会い、「でもXXXだと思う人もいるのよ」と指摘されると素直に考えを改めていくんですよね。どんどんアップデートされていく。

 

だから田村由美さんの描くキャラクター達はみんなすごいスピードで成長してくんですよね。

 

本当これが対話をするということなんだな。

 

対話は本当に難しい。

対談なんか読んでもたいていの場合は、同じ方向を向いた人同士のことが多くて、私もそう思ってました~、なんて話ばかり。

また違う意見を持つ人との対話は一層難しい。

対立している人同士なら、対立したまま決裂したり。

本当に人の考え方が変わってくって実はそんなに簡単なことじゃない。

 

だから私は彼女の漫画を定期的に読み返したくなるんだよな~。

 

そのうちNetflixあたりで映画やってくれないかしら。。。

 

アメリカの高校サッカー

夏から息子はクラブではなく高校でサッカーをプレーしていたのですが、昨日大事な試合で負けてしまいシーズンが終わってしまいました。

 

悲しい。。。

今年はすごく活躍していたのに。。。

 

去年は高校一年生で(ちなみにアメリカの高校は大学と同じ4年生になります。なので日本の学年で言えば中3)サッカーは1軍(Varsity)と2軍(Junior Varsity)の間にはさまれどちらの試合もあまりだしてもらえずかなり苦しいシーズンでした。

 

そのため今年のシーズンが始まった際は、2軍上等!!と気合をいれて練習に励んでいたのですが、試合が始まった見ればなんと1軍のスターティングメンバーに!

しかも希望するポジションで!

どの試合も一所懸命いいプレーをしていて、親としても応援しがいのあるシーズンでした。

本当に成長したな~。

 

昨日の試合はかなり攻めの試合展開だったのですが、どうしてもゴールが決められず、また相手のゴールキーパーがスーパーセーブを連発し、本当に悔しいゲームとなってしまいました。試合後には選手たちに涙が。

こんなに大切に思えるものがあるなんて、なんていい経験。

 

あとアメリカで一ついいことは、ほんと先輩後輩みたいな上下関係ってないんですよね。フラットな関係っていうか。練習も試合も上級生下級生関係なく、活躍できるほうからメンバーになっていく。サッカーなんてうまいかどうかなんて見ればわかるので。もちろん上級生でもなかなか試合に出させてもらえない選手もいます。でもそのフラストレーションは自分とコーチに対してで、下級生に向かうってことはないみたいです。

みんな試合に勝ちたいのは同じなので。

 

次はクラブのサッカーです。今年から新しいチームでプレーするのですが、それも楽しみ。高校サッカーで見せてくれたような成長を見れたらな~と願います。

本当怪我なくね。

I am so proud of you!

 

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お月見

今年の中秋の名月は私が住んでいるところでも綺麗に見えて、天気も程よく涼しく久しぶりに庭で焚き火をしながらお月見をしました。

 

お月見って木漏れ日みたいに日本語特有の素敵な言葉ですよね〜

 

お月見団子は無かったですけど、音楽かけながらお茶を飲んでのんびり。

 

いい夜でした。

 

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またしばらく空いてしまったので食べ物の写真でも

またまたしばらくぶりになってしまいました。

あれ書こうかな、それともこっちかな、なんて悩んでたらブログ自体が遠い存在になってしまった。

 

相変わらず何書いたらいいかわからないのでこの数ヶ月食べた写真でも。

 

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またボチボチ書くこと考えようかな〜

残酷なほどに正直

以前紹介した「Shrinking」というドラマの最終回を見終えて、brutally honest-  残酷なほどに正直、ということを考えています。

 

tv.apple.com

 

まあ、出てくる人出てくる人すべてがとにかく残酷なまでに正直!

セラピストが患者に「お前の彼氏はくそ野郎だから速攻別れたほうがいい」。

妻を失って悲嘆にくれ高校生の娘のケアを全くしない間、ケアしてくれていた隣人に対して「世話やきは感謝してるけど自分の人生探したほうがいい!Get a life!」

 

アメリカ人は、フランクで飾らない、なんでも言い合うと、もしかしたら思われているかもしれませんが、全然そうじゃないんじゃないかと思います。

 

みんな一生懸命ポジティブでナイスな自分を演出している。そして相手に対してもそいういう対応を求めている。

だから日本みたいに「あ、ちょっと太った??」なんて言うもんなら、めちゃめちゃ険悪な仲になる。こんなこと絶対言っちゃいけない。。。

 

だからなんかとても新鮮でした。

あまりにみんな飾らないから。正直すぎるから。

でもそれでもこんなに笑いと涙を誘う心温まるドラマになっているのは、もちろん根底に愛情があるからでもあるのですが、とにかくセリフがウィットと笑いにあふれているから。

もうできすぎーーってくらいに。

 

でもそうなんですよね~

残酷なほどの事実を突きつけるのも、うまいこと笑いの要素を入れられるとすっと受けられたりする。また受けるほうもウィットがあると鋭い切り返しができる。

 

どんなことでもお互い100%正直に言い合える仲。

言っても大丈夫、言われても大丈夫、そんな安心ができる人、一人でもいたら幸せですよね。

 

って、わかっていても、こんなの簡単にはできないですよね。。。

めちゃめちゃスキルが必要。。。

私はやっぱりポジティブでナイスな人を演じ続けよう。。。。

 

 

 

 

 

母の日パエリア

母の日ということで、夫の母を呼んでディナーをしました。

夫が作ったパエリアで。

 

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(具材のせすぎ??)

 

おいしかった~

レシピはこちらを参考に。

Seafood Paella (Video Version) | Authentic Paella Pans, Recipes, and More at La Paella

まずはトマトと玉ねぎをすってそれをあめ色になるくらいまで炒めるところからパエリアづくりは始まります。これが意外に時間がかかる。

それと同時にエビやロブスターの殻でだし汁作って。

年に何回かしか作らないから最後うまいこと水分をコントロールしてお焦げを作るのが至難の業。

夫は毎回「ウオーわからん~!!」と吠えながら作ってますが、毎回めちゃめちゃおいしい。

 

お花もうれしいけど、花より団子の私はこっちのがうれしいかも。

今日もありがとう。

 

Happy Mother's Day!